2013年02月 読書ノート [読書]
春一番が吹きましたねぇ。
もう春です。
2月の読書はどうも全体的にいろいろな意味で「ヘヴィー」なものが多かったようです。
重松清の『十字架 (講談社文庫)』はいじめ問題に正面から取り組んだ作品。
『われらの時代・男だけの世界 (新潮文庫―ヘミングウェイ全短編)』は暗い時代に真摯に苦悩をぶつけた男の生きざまを描いた作品。
そしてキングの『1922 (文春文庫)』 はアメリカの地方農家の家族の苦悩と孤独をどろどろのホラー仕立てで描いた作品でした。
どれも一筋縄ではいかない作品です。
それだけに読み手にもエネルギーが必要とされました。
われらの時代・男だけの世界 (新潮文庫―ヘミングウェイ全短編)
- 作者: アーネスト ヘミングウェイ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1995/10/01
- メディア: 文庫
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